2015/09/25
毎日家事に追われてませんか?パーキンソンの法則を知って家事を半分にしよう!
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恐ろしいパーキンソンの法則を知っていますか?
『仕事の量は、完成の為に与えられた時間をすべて満たすまで膨張する』という法則です
仕事が膨張する?
家事の量が膨張したら嫌ですね。でも主婦なら陥りがちの法則です。もしかすると、自分で家事の量を増やしてしまっている可能性があるんです。この法則を理解すると、家事が今までの半分になるかも!
★もくじ★
パーキンソンの法則とは?
『仕事の量は、完成の為に与えられた時間をすべて満たすまで膨張する』
この法則では、仕事が膨張してしまう=家事が増え時間がかかる原因は2つあると解釈できます。
1.人間は楽な方へ楽な方へ流れて物事を後回しにしやすく、切羽詰る状況になってようやく取り組む性質がある、という事。時間に少しでも余裕があるとその余裕に甘えて面倒な作業をどんどん後回しにしてしまう、というわけです。
2.時間に余裕がある状態で作業に取り組んだ場合、本質から離れた無駄な事をして作業を分散させている為に、本来かかる時間よりも大幅に時間がかかってしまう、という事。だらだらしている状態ですね。
1は分かりやすいと思います。みなさん経験済みの「めんどくさい事後回し」はまさにこの法則に当てはまった行動なんですね。
さらに子育て中の方が共感してくれると思われる私の「後回し」の例を一つ。子どもを家で昼寝させて、起きるまでに家事を済ませよう!と計画したとします。子どもが寝入ってからすぐに家事に取り掛かるのが億劫で、ついついスマホを見たりTVを見たり。そうしてるうちに子どもが起きそうな気配・・・やばい!なんて事ありませんか?
(私だけならごめんなさい!)
2が分かりにくいという方に私なりの例を挙げます。例えば雑巾や布巾の整理整頓をしている場合。我が家では雑巾や布巾類は畳む必要がないのでそのまま箱に入れるシステムですが、時間があるといちいち畳んでしまいます。その結果、箱に入れるだけだと1分もかからない作業が10分かかってしまう場合もあります。
ビニール袋の整理整頓の時も、使用率が高い為に畳む必要がないのに関わらずいちいち畳んでしまったり、押入れの掃除の時に、なぜか写真のアルバムの整理を始めてしまったり。
まさに時間の量に合わせて仕事の量が膨張したんですね。
上の例は私個人のお話ですが、なんとなくパーキンソンの法則が分かってもらえたかと思います。
家事の量を少なくするには?
終了時間を短く設定する事です。仕事は時間の量に合わせて増えてしまうので、適切な時間をあらかじめ自分で決める事。
仮に専業主婦の場合は、寝るまで、もしくは子どもを迎えに行くまで、という時間の枠があります。夜までに家事をする、というあいまいな状態では、家事は終わりません。終わらないというより、それに合わせて家事が増えてしまいます。
もともと家事は終わりのない仕事。毎日生活している限り家事は増えていきますし、日々の家事以外にもやろうと思えば無限に仕事はあります。でも毎日家事に夜まで家事に追われてしまうと自分の時間がないですよね。
しかも「家事」は他の仕事に比べて特殊で、明確な仕事の期限はありません。しかしやらなければみんなが困るという、緊急性は無いように見えて非常に大事な仕事なのです。
そこで家事の終了時間を決めます。何時までに終わらせる、という少し厳しい時間を決める事で無駄な作業をする事を防げます。意識して具体的な時間を決める事が大事。
どんな家事をするか、という内容が決まっていないと終了時間も決められないのできっちりTODOリストも作りましょう。
「時間内に終わらせる」という目標があると、目標を達成するためにに頭がフル回転します。集中力が高まり、その結果短い時間でたくさんの作業をする事ができるのです。
またTODOリストを書くことで無駄な事をするのを防ぐこともできます。
【応用編】私的「パーキンソンの法則」
この法則は、1958年に歴史学者・政治学者のシリル・ノースコート・パーキンソンが提唱した法則で、
第一の法則
仕事の量は、完成の為に与えられた時間をすべて満たすまで膨張する
第二の法則
支出の額は、収入の額に達するまで膨張する
この二つが有名です。
つまり人間は与えられたものをすべて使い果たしてしまう弱い存在だ、という事を指している法則。
私的にバリエーションを増やしてみると
『持ち物の多さは、持っているカバンの大きさまで増える』
『化粧品の種類は、メイクBOXの大きさに合わせて増える』
『調味料の多さは、冷蔵庫の大きさに合わせて増える』
でしょうか。
前々から不思議だったんです。持ち物がいっぱいになったから大きめのカバンを購入したら、今度はこのカバンにも入らなくなったり。以前使っていた小さめの冷蔵庫を大きい冷蔵庫に買い換えて、ようやくスペースができると思ったら、使う調味料の種類が増えて結局スペースがない状態になったり。
パーキンソンの法則にどっぷり浸かっていたんですね。
時間を生み出す最強の主婦になれる!
この法則、人間の本質・無意識による法則なので、特に意識をしない限りはこの法則にのっとって行動しているんだそうです。子どもをみていると納得します。ぎりぎりになってやっと準備をし始めたり、宿題もぎりぎりになってやっととりかかったりしますよね。
もともとは政治内部の問題を法則化したものとして発表されましたが、最近ではビジネス面での時間管理法として有名です。
もちろんビジネスの世界でも時間管理法は重要視ですが、毎日多忙な主婦にとっても時間管理は重要!やるべき事の本質をしっかりこなしできた時間を、自分の将来の為につかったり子どもの為に使ったり、さらに目的の明確なTODOリストを作って家事の質を高める事もできます。
パーキンソンの法則を理解した上で、時短アイディア家事・ながら家事をすると、それこそ時間を生み出す最強の主婦になれるはずです!
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