怒鳴る育児がうまくいかない理由と子どもへの影響とは

「怒鳴る」しつけをしている人は多いと思います。
子どもを怒鳴る時は、子どもが親の意図に反する事をしたとき。子どもが親の思うとおりに行動することなんてほとんどありません。また、子どもは不注意が当たり前の未熟な存在。失敗を繰り返して学び、どんどん成長していきます。不注意で何かを落としてしまったり、親のマネをしてまだできない事をしようとしているのは、親にとっては意図に反するのでイライラの原因になりますが、「怒鳴る」に値する行為ではありません。
そんな時にイライラして怒鳴ってしまうのは親の身勝手。
子どもの成長のチャンスを奪ってしまい、逆に自分に自信のない子どもに育ててしまう可能性もあります。

怒鳴る育児をするとどういう効果があるのでしょうか?

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★もくじ★

■怒鳴る育児がうまくいかない理由

■子どもへの具体的な影響

■怒鳴る必要があるときとは?

■最後に

■怒鳴る育児がうまくいかない理由

怒鳴る時、親は子どもに何かを強制しようとしています。
子どもには怒られた、という印象は残りますがなぜ怒られたのかというのはわからないまま。

どうすればいいのかわからないので、状況は悪化するだけ。
子どもは泣いて止まらなくなったり、反発して逆切れしてきたりするでしょう。
子どもが恐怖で一時的に言う事を聞いたとしても、怒られた理由が分からないのでまた同じことを繰り返します。
親は「何度言ったらわかるの!」とまた怒鳴ることに。何度怒鳴られても子どもには何がダメだったのかわからないまま。まさに悪循環です。
さらに親も「なかなかうまくいかない子育て」にイライラしストレスを増していきます。このストレスが親自身の余裕をなくして、また怒鳴る原因になってしまうのです。

■子どもへの具体的な影響

怒鳴る親をもった子どもは、攻撃的な行動をとる可能性が多くなります。また、不安感、絶望感に常に襲われたり、集中力や記憶力が思うように働かず、楽しい事も楽しいと思えなくなり、原因不明の体調不良を訴えるなど、抑うつ症状が出る場合もあるそう。
これは、体罰で育てられた場合と同じ影響です。

子どもは怒鳴られる事によって自信をなくします。
結果、自分の価値観がしっかり持てない・自分の意見をいう事ができない・他人とうまく関わる事ができない。そういった大人になる可能性があるという研究の結果も出ています。

親の何気ない言葉が、子どもの将来へ大きく影響するのです。
特に冷静さをなくしている場合、自分でも驚くほどひどい言葉を子どもにぶつけている場合があります。

親の余裕のなさのせいで子どもを精神的に傷つけ、将来にわたって悪影響を与えるような事は避けたいものです。

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■怒鳴る必要があるときとは?

怒鳴ることが必要な事もあります。具体的には子どもが他人に危害を加えそうになったときや、子ども自身が危険な状態にあるとき。怒鳴ってけがや危険を回避する必要があります。ここでもただ怒鳴るだけでは逆効果。何がダメだったのか、どうすればよかったのかを説明する事が大事です。

普段怒鳴る育児をしていない場合は、怒鳴られた事でまずびっくりするでしょう。子どもながらに「いつもと違う」と感じるはず。その後しっかりと怒った理由を説明することで、「悪い事をしたんだ」と理解してもらえます。子どもが理解したら、抱きしめてあげる事も大事。

しかし普段から怒鳴る育児をしていた場合。危険を回避するといういつもとは違う特別な理由であったとしても「怒鳴る」事になれているので抑止力はそれほどまで期待できません。

多くの親はここから「怒鳴る」では足りなくなって体罰になります。
一度体罰をするとまたどんどんエスカレートしていきます。
できれば体罰はない方がいいのですが、もし叩く事があったとしてももっと特別な時まで控えた方が賢明です。

■最後に

子どもの為を思っていたとしても「ついつい怒鳴る」時は、親の身勝手である時がほとんど。

イライラして怒鳴りそうになったときは、言葉を一度飲み込んで、怒鳴る必要があることなのかどうか冷静に考えてみて下さい。

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